第二文型

第2文型
S V C M/P/T
名詞 自動詞 名詞・形容詞 副詞類
※第2文型のC(補語)を第5文型のC(目的格補語)と区別して、主格補語と呼びます。
※副詞類:副詞、副詞句、副詞節を総称して、副詞類と表すことにします。

 

『SはCである』という文で、C(補語)はS(主語)を説明する名詞形容詞です。
動詞Vをはさんで、S=Cの関係になり、Vは『=(イコール)』の役割を果たすのが特徴です。

例)He is a teacher.    『 He = a teacher』

 

このような動詞をとくに、連結動詞(copula, linking verb)といいます。その代表が、be動詞です。
この文型をとる自動詞は、およそ次の3つに分類できます。

 1.  状 態  be(〜である)/  keep, lie, remain(〜のままである) /  appear, look, seem(〜に見える)
 2.  変 化  become, come, get, grow, go, make, turn(〜になる)
 3.  感 覚 feel(〜の感じがする), look(〜に見える), sound(〜に聞こえる), smell(〜のにおいがする), taste(〜の味がする)

 

第2文型をとる動詞
状態型 be 〜である   He is happy.   彼は幸せだ。
look 〜に見える   He looks happy.   彼は幸せに見える。
seem   She seems sad.   彼は悲しそうに見える。
appear   She appears well today.   彼女は今日は元気そうだ。
keep 〜のままである   He kept silent.   彼は黙っていた。
remain   The stores remain open.   店は開いている。
lie 〜の状態で横になる   He lay still.   彼はじっと横たわっていた。
変化型 become 〜になる   She became ill.   彼女は病気になった。
get 〜になる   My father got drunk.   父は酔った。
turn   Leaves turned red.   葉は紅くなった。
grow   The market grew bigger.   市場は大きくなった。
make 〜になる   She made merry.   彼女は陽気にふるまった。
come 〜になる   The dream came true.   夢が実現した。
go 〜になる   The fruit went bed.   果物が腐った。
fall 〜になる   I fell asleep.   眠ってしまった。
感覚型 smell 〜のにおいがする   This flower smells sweet.   この花は甘いにおいがする。
taste 〜の味がする   This fruit tastes sweet.   この果物は甘い味がする
feel 〜の感じがする   Silk feels soft.   絹は触るとやわらかい。
sound 〜に聞こえる   Your story sounds strange.   あなたの話は変だ。

 

【学習のポイント】

  1. この文型をつくる動詞を覚えましょう。be動詞がその代表です。絶対に忘れないようにしましょう。この文型をとる動詞には限りがありますので、暗記してしまいましょう。
  2. C(補語)は、名詞形容詞です。