『英語力ビルダー』文型別に動詞を学ぶ 第二回
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【第一文型をとる動詞】S+Vパターン その2
動詞の後に、補語や目的語をとらないパターン(完全自動詞)
前回のIIに、動作の停止をあらわすstop(止まる)を分類していましたが、止まった後、長くそこにとどまる状態をあらわす動詞も第一文型をとる動詞です。
III. 停滞、滞在に関する動詞
a. stay(滞在する)
b. remain(残る、とどまる)
c. lie(横になる、寝る)
d. stand(立っている、停止する)
e. wait(待つ)
また、何かが起こり、現れ、存在し、存続・継続する状態をあらわす動詞も第一文型のパターンをとります。
IV. 起こる、現れる、存在、存続、継続に関する動詞
a. happen(起こる)、occur(起こる)、arise(起こる)、
coincide(同時に起こる)、spring(突然起こる)
b. appear(現れる)、emerge(出てくる)
c. disappear(見えなくなる)、fade(姿を消す)、vanish(消える)、
die(死ぬ)、perish(死ぬ)
d. exist(存在する)
e. last(続く、存続する)、continue(続く)、go on(続く)
happenやoccurは、予期せぬことが”起こる”場合に使われ、予定されていたことが起こる(行われる)場合は、take placeなどが使われます。
なお、go onは、動詞+副詞の句動詞ですが、参考のため記載しておきます。”go on”のひとかたまりで、他の自動詞と同様の使い方をします。自動詞という言葉をここで初めて使いましたが、自動詞−他動詞、完全自動詞−不完全自動詞という文法上の考え方は、第一文型の動詞を理解するうえでとても大切です。第一文型をとる動詞は、完全自動詞に分類されます。くわしくは、市販の参考書をご参照ください。
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